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POSシステムを中心にソフトウェア開発やシステム運用、保守等を担うリンクチャネル株式会社様。ハードオフコーポレーションのグループ企業として高い技術力を持つエンジニアが多数在籍しているなか、初めての外国人社員採用に踏み切りました。 今回はその理由と受け入れの工夫、さらに今後の展望について、代表取締役の入倉孝行様にお話をお聞きしていきます。
外国人社員の採用に踏み切ったのは、ハードオフグループとしてリユース(Reuse:「再利用」の意)の裾野がアジア全体に広がっていくことを見据え、カルチャーとの融和を目指したいと思ったことがきっかけです。 まずはアジア圏で社員を採用しようと考え、親日で勤勉なお国柄であることを条件に、ベトナムに白羽の矢を立てました。同時期にVNMatchの紹介があったこともあり、ぜひベトナム人社員の採用について聞いてみようということでサービスを利用させていただきました。
親会社では外国人社員採用の実績がありましたが、リンクチャネルとしては初めての試み。当初はコミュニケーションコストと文化の違いから、マイナスイメージを持っている社員もいたのが事実です。ですが、「会社全体の将来も考えて、日本人の限られたコミュニケーションだけに留まるということは必ずしもプラスではない」とグローバル化の利点について説明をしたことで、ポジティブに考えてくれるようになりました。
基本スタンスはどの社員に対しても変わらないですが、ベトナム人社員との接し方で工夫している点を挙げるならば、ワードチョイスをできるだけ簡単にすることです。日本語に限らず、似たような意味でも言い回しが難しくなると、とたんに理解できなくなることがあります。私自身も海外勤務で同じような経験をしたので、ベトナム人社員が理解しやすい、易しいワードチョイスになるよう工夫をしています。といっても特段、外国人だからといって差分を設けず、いち新入社員として丁寧に見守っています。
当社で働いてくれている人の話にはなりますが、ベトナム人は勤勉で物静かな印象です。何事にも集中して取り組んでくれ、入社してまだ一か月ですが、チームの仲間とも良好な関係を築けているようです。
正直なところ、弊社に就職したからといって、ずっと日本に留まる必要はないと思っています。例えば、弊社で成長した人材が様々な立場で世界で活躍しているとしたら、それも会社の立派な宣伝になる。リンクチャネルで働いていくうちに視野が広がった結果、 羽ばたく人がどれだけ出るかというのも楽しみの1つです。社内では資格取得などに補助制度を設け、企業としても個人としてもプラスになる労働環境を作ることを心がけています。
これからのビジョンとして、企業として技術力を上げるのはもちろん、ハードオフグループとしてリユースを推進していきたいです。リユースはエネルギーコストがかからないSDGsの一つ。日本発信で世界にリユースを広げていくのが、我々のミッションです。 その足掛かりとして、アジアは非常に魅力的なところです。ベトナムを始めとする東南アジア圏は、さらなる経済成長が見込まれます。なおかつ、リユースの文化がまだ行き届いてない地域ですから、先行投資の意味も含めてベトナム人社員採用は大きな意味を持ちます。
VNMatchは、募集要項に合った人材選定から来日後のケアに至るまで、手厚いサポートをしてくださって有難いです。このサービス内容で継続的に人材紹介をしていただけるのであれば、引き続き利用したいと思っています。
VNMatchでは日本企業さまから事前に細かくヒアリングした内容をもとに、募集要項に合った人材を選定、紹介いたします。また、外国人採用が初めての企業でも安心してご利用いただけるよう、ベトナム人人材採用経験のあるスタッフがご対応させていただきます。
詳しいサービスにつきましては、ご気軽にお問い合わせください。